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こんにちは。ご用件をうかがいます。

会員の皆様からのマイルの寄付によって、現在トーゴで職業訓練センターが建設中

グン・エドエ町長が、職業訓練センターのプロジェクトがもたらす希望について語ります。

Mayor Gunn Edoé Togo help alliance

グン・エドエ氏は、トーゴ南部、大西洋とトーゴ湖にはさまれた広大なラグーンのある海岸沿いの町、アグボドラフォの町長です。町は、トーゴの首都ロメから約30キロの場所にあり、人口はおよそ9万人です。そのうちの少数が郊外のデヴィキンメ村に住んでいます。ここでは、Miles & Moreとhelp allianceの共同プロジェクトのひとつとして、不利な立場に置かれた学校修了者の若者を対象にした職業訓練センターが建設されています。

Logo help alliance Togo 16-9

エドエ町長が、建設の進捗状況について最新の報告を行うとともに、プロジェクトについて町長の思いと町や地域全体にとっての意味を説明します。

若者に未来を

「この地域にこのような職業訓練センターがあったら、とずっと願っていました。地方分権化政策により、多くの若者が資格を持って義務教育を修了できるようになったものの、その後さらに教育を受ける者はほとんどいないに等しい状態です。彼らに、『こんなに良い成績を収めたのに、どうして勉強を続けないのですか?』とか 『この地域は訓練を受けた労働者が本当に不足しているから、職業訓練を受けたらどうですか?』などと尋ねると、いつも同じ答えが返ってきます。『私の家にはそんな余裕がない』というものです」

 

「状況を変えなければならない時が来ていました。私たちが住む地域には、海や湖、また美しいリゾートの海岸など、働く場所としてさまざまな可能性を持った場所があります。リン酸処理施設だってあります。ただ、熟練労働者がいないのです。そういう労働者は国内の他の地域や、多くの場合、外国からやってきます。このような状況は将来変わっていくでしょう。誰もが自分の才能や能力に応じて学び、働くことができるようにならないといけません。それが若者自身にも、その家族にも、ひいては私たちの地域全体にも良い効果を生むのです」

 

Town hall help alliance Togo September

支援への感謝

 

「職業訓練センターは、この実現にむけての重要な第一歩です。help allianceの積極的な支援がなければあり得なかった一歩です。だからこそ、私はこの機会に皆様へ心からの感謝をお伝えしたいと思います。このプロジェクトを前進させるべく大切な時間とエネルギーを投じてくださっているhelp allianceの方々、そしてセンターの建設資金となる多くの寄付をお寄せくださっているMiles & Moreの会員の皆様、ありがとうございます。引き続き、ご支援をよろしくお願いします。皆様からのマイルは私たちのもとに間違いなく届き、人々の生活をこれからもずっと変えていってくれます」

Town hall help alliance Togo September

最初の訓練生たち

 

「2023年の学年度が始まると、このセンターの第一期となる若者の訓練がスタートします。第一期生は若い女性グループのようです。私は、機会均等の推進に力を入れているので、このことを実に喜ばしく思います。女性が、労働市場で男性と同じ機会を得られるのは素晴らしいことです。これを実現するには、男女が平等に優れた教育を受けられるようにする必要があります。私たちは、アグボドラフォ全体で、また特に新しい職業訓練センターでの取り組みによってそれに貢献したいと願っています」

プロジェクトとキープレイヤー

プロジェクトに関するその他の情報

トーゴの日常

西アフリカにあるこの小さな国の人口は、スイスよりわずかに多い800万人です。人口の3分の2は農業で生計をたてています。子供たちは皆、6年間の義務教育を受ける決まりとなっていますが、早い段階で学校をやめる者が沢山います。3人に1人の成人が読み書きができません。トーゴの教育制度では、学校施設や備品、資格を持った教師が不足しています。また、たとえ学校教育を終えたとしても、労働市場は若者にとって期待できない状況です。実習先があまりに少ないため、実際に必要とされる仕事に求められる知識や技術を習得することができないのです。

ルフトハンザ グループの慈善団体であるhelp allianceとそのスタッフは、Miles & Moreとの協力の下、「持続可能な未来のための近代的な職業訓練センター」というプロジェクトによってこの状況を長期的に改善することを目指しています。

プロジェクトリーダーの展望

ルフトハンザシステムズ(ハンブルク)、ファイナンスソリューション&プロダクト担当シニアコンサルタントで、プロジェクトリーダーのジャン・アダデヴィは、長年help allianceに携わってきました。彼は次のように述べています。「あらゆる形態の教育は、世界の貧困をなくすための鍵です。これは特にアフリカにあてはまります。私自身、トーゴで育ちましたが、良い学校教育を受けられたからこそ貧困生活から逃れることができました。だからこそ、計画されている職業訓練センターは、若者がより良い未来を手にするために非常に重要な投資であると考えています」
若者が質の高い2か国語での職業訓練を受けられる場所があれば、より多くのチャンスのある未来が開ける - アダデヴィのトーゴでの取り組みをもとにこのようなビジョンが生まれました。

そしてこのビジョンは今、実現されつつあります。近代的な作業場と教室が備わった訓練センターを作る計画が整い、2022年初頭に建設がスタートしました。help allianceとMiles & Moreにとって今後2年間、なにより重要な目標は、「持続可能な未来のための近代的な職業訓練センター」を完成させることです。プロジェクトは、皆様からのマイルの寄付に支えられながら、2023年末に完成の予定です。完成後は、 毎年、約100人の社会的に不利な立場におかれた学校終了者が機械工、有機農業、食品加工などの分野での実地訓練を受けられるようになります。

これは、持続可能な社会的取り組みを推し進め、help allianceと協力して世界最貧国の人々を支援するというMiles & Moreのアプローチの一環です。トーゴでの、教務棟と管理棟、そして3つの作業場からなる職業訓練センターの建築資金は、Miles & Moreの会員の皆様からのマイルの寄付のみによってまかなわれる計画です。2022年の建設段階には300,000ユーロが充てられます。

マイルで可能性ある未来をいち早く現実のものに。ジャン・アダデヴィは、Miles & More会員の皆さんの支援によって建設が非常に順調に進んでいることを嬉しく思っています。

こちらのページとMiles & Moreのメディアを通じて、プロジェクトの最新の進捗状況を皆様に定期的にお伝えします。

建築プロジェクトのこれまで
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会員からのマイル寄付で成り立っているその他のプロジェクト

15年以上前、Miles & Moreはルフトハンザグループの慈善団体であるhelp allianceとチームを組み、Miles & More会員の皆様のご協力を得て、世界を少しでもより良くするための取り組みを始めました。

 

2016年以来、寄付されたマイルは教育、雇用、収入、医療、栄養の分野で多数のプロジェクトの支援に役立てられてきました。多数の重要なプロジェクトの一部をご覧ください。