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2024年1月1日開始の新しいステータスプログラム

2023年12月31日18時(CET)から2024年1月2日18時(CET)の予定で、ステータスプログラムの変更が行われます。この間、miles-and-more.comおよびMiles & Moreアプリにはログインいただけません。詳しく読む

こんにちは。ご用件をうかがいます。

移民の子どもたちへの語学支援

寄付していただいたマイルで実現したhelp allianceの支援プロジェクト

15年前、Miles & Moreは、Miles & More会員と一緒にこの世界をほんの少しだけ良い場所にするために、ルフトハンザグループの非営利団体であるhelp allianceと提携しました。これまでに寄付された約7億1500万マイルを活用して、多くの支援プロジェクトを実施できました。詳細はこちらからご覧いただけます。

 

これから数か月にわたり、Miles & More会員の皆様のご支援で実現したプロジェクトのうち主なものを紹介していきます。まずは、フレースハイム(ドイツ)のプロジェクトをご紹介します。

 

フレースハイムでは2014年4月から、Stern des Südens(南の星)協会で、難民や移民の背景を持つ6歳から16歳の子どもたちが、社会に溶け込むために、遊びを取り入れた創造的な方法でドイツ語を学んでいます。教育と助成はプロジェクトの基本を成すものであり、社会的に不利な立場にある子どもたちのために教育の機会を長期的な観点から強化します。何よりも、子どもたちがそこで適切な卒業資格を取れるようになると、社会へのインテグレーションはその家族にまで広がります。

 

2017年より、「移民の子どもたちのための語学支援」プロジェクトはMiles & More会員によるマイルの寄付で成り立っています。これまでおよそ600万ものマイルがこのプロジェクトに活用されました。

 

一緒に支援しませんか:help allianceの非営利活動を今後も引き続き、あるいは今回をきっかけにサポートしてください。それにより世界中の社会的に不利な立場にある子どもたちと若者の力になることができます。

3,000マイルからの寄付で誰かの役に立つことができます。一人ひとりの寄付が大きな力となります。

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    現地の仕事の様子

  • helpalliance kids

    現地の仕事の様子

  • Stern des Suedens Werftbesichtigung 14-6-17

    現地の仕事の様子

ミヒャエル・コプフ(プロジェクトマネージャー、ルフトハンザ副機長)への5つの質問

1. このプロジェクトの責任者を担当するに至った動機を教えてください。

 

2015年にフライトの仕事を休止した期間があり、それを何か意義のあることに使えないかと考えました。そこで同年10月、help allianceに私にも何かできることがないかと問い合わせました。

フレースハイムで当時、火曜日と木曜日に、移民の背景を持つ子どもたちや難民の方々にドイツ語を教える教師を募集していました。最初は確信が持てないながらも、遊びを取り入れた学習というものにかかわってみようと飛び込んでみました。

そのうちすぐに、他の言語の知識がなくても、遊びながらのアプローチがうまく機能することが明らかになり、彼らにドイツ語を教えることが可能であると分かりました。

協会で活動し始めて2、3か月経ったころ、難民問題を受けて絶えず増加し続ける難民の人々を見て、この活動を拡大しなければならないと思いました。このとき、help allianceの責任者としてプロジェクトマネージャーが必要でした。そしてわずか3か月後には、教師として子どもたちに教えることができただけでなく、さらなる資金援助を申し入れたことやプロジェクトマネージャーの役割を通して、「南の星」での活動をhelp allianceの確固たるプロジェクトにすることができました。今では週に60人の子どもたちを教えられるようになりました。  

 

2. 現地での最近の日々の活動について教えてください。

 

コロナの流行以前は、週に4日、子ども30人のグループを入れ替わりで2グループ受け入れていました。このようにして1週間に60人の子どもたちにドイツ語を教えていました。子どもたちのドイツ語が上達してきたことから、協会はさらに個別学習や宿題を見るためのサービスを取り入れました。

このパンデミックの発生とロックダウンにより、学校を閉鎖しなければなりませんでしたが、衛生管理を徹底することでまたすぐに再開できました。現在のところ、適切な距離を取るために15人の子どもたちを1つのグループにして、30人の子どもたちを週に2回受け入れています。

この6年間でおよそ150人の子どもたちを受け入れました。

 

3. 子どもたちの出身国は主にどこですか?

 

どこの出身でも受け入れています。シリア、アフガニスタン、パキスタン、スリランカ、ルーマニア、アルバニア、イタリア、トルコ、スペイン、ロシア、ドイツの子どもたちを教えています。

例えばパドレは、シリア出身ですがエジプトから海を渡ってギリシャに逃れ、そこからドイツまで歩いてやってきたと言っています。

それから、シーラという生徒がいます。彼女の両親は学校に来校の予約を入れましたが、両親自身の言葉の問題もあり、その「予約日」が実は娘の入学日であったことをその場で知りました。

 

4. フレースハイムでのプロジェクトで素晴らしいと思うことは?

 

最初から、温かくオープンな雰囲気が素晴らしいと思いました。リゼッテ・シュヴァルツ(協会の設立者)は当時、私を心から歓迎してくれ、おかげで私はすぐにチームになじむことができました。

そして、ルフトハンザの同僚たちとの現地での多岐にわたる仕事も楽しく感じられました。私たちは4人はそれぞれ、ルフトハンザという大企業のさまざまな分野から来ました。

子どもたちと関わるここでの共同作業により、私自身の世界が広がっただけでなく、ルフトハンザの世界をもまた別の角度から見ることができました。

 

5. Miles & More会員にhelp allianceへの寄付をお勧めする理由を教えてください。

 

ルフトハンザ グループの社員がプロジェクトマネージャーとして、プロジェクトとhelp allianceの間の橋渡し役になることで、寄付していただいたマイルがきちんと目的通りに活用される、つまり子供たちのために使われるということが保証されています。私たちプロジェクトマネージャーはボランティアで活動をしており、プロジェクトを提案するだけでなく、その責任も負います。これにより、help allianceが世界中の後援プロジェクトの近くにあり、ルフトハンザ関係者が常に窓口としての機能を果たすことができます。 

helpalliance swing

プロジェクトマネージャー、ミヒャエル・コプフについて

「2006年にアビトゥーア(高校卒業・大学入学資格)に合格したあと、物理学を専攻し、その間にルフトハンザの選考試験を受けました。2007年12月、ブレーメンにある民間航空機パイロット養成校で新人パイロットになる訓練を受けました。2011年には ルフトハンザの1等操縦士として採用され、現在はルフトハンザのA320ファミリーに乗り副操縦士として10年勤務しています。プライベートの時間は家族と過ごしたり、SUPを楽しんだり、ギターを弾いたりしています。消防団でも活動しています。」

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